コロナ禍、どう過ごす?

どんな本を今日は読んでみようかな?

英語も楽しむ絵本部門

お気に入りの帽子を無くしてしまった「クマ」

でも、あれ?ちょっと待って?!

どこいったん

「ぼくのぼうし どこいったん?」
キツネ、カエル、ウサギ、カメ、ヘビ達と森の仲間に聞き回るクマ。味わい深くてユーモラスな絵、とぼけたゆる〜い関西弁にクスッと笑っていたら・・・

最後はこちらも「どこいったんや?」と思わず声に出してしまう衝撃の結末。

この本はどこの本 ?

どこいったん
著者 : ジョン・クラッセン、訳者 長谷川義史
出版社 : 株式会社クレヨンハウス

英語版『I WANT MY HAT BACK』
Have you seen my hat ?

大人になってから読む機会がなくなった絵本。あっという間に読み終わりそうで味わい深い、そんな本がないかなと探して見つけたのがこれ、ジョン・クラッセンの「どこいったん(原題 I WANT MY HAT BACK)」。このお話は、実はラストが英語版と日本語版では印象が違って見えます。

私のオススメは、まず英語版でじっくりゆっくり読んで、その後に関西弁で読んでみること。簡単な単語でストーリーが紡がれているので、英語が苦手な人でもチャレンジできます。もちろん、日本語版を先に英語版を後に読むのもドキドキしながら読めるので楽しいですよ。

デザイン部門

デザインって何?センスってどうしたらいいの?

千里の道も一歩から、自分の「デザインのもと」を見つけるデザインレシピ本

Illustrator &Photoshop
デザインの作り方 アイデア図鑑

PhotoshopとIllustratorの基本操作はできるけれど、あのデザインはどうやって作っているのだろうか。参考になる「デザインのもと」ってどうやって見つけようか。

この本はデザインのレシピ帳のようなもの。隙間時間にパラパラながめるのもよし!各チャプターでトライしたいものから始めるもよし!なデザイン初心者に嬉しい一冊。

この本はどこの本 ?

Illustrator &Photoshop デザインの作り方 アイデア図鑑
著者 : 上司ニシグチ、森一機、長井康行、楠田諭史
出版社 : SBクリエイティブ株式会社

デザイン?センス?がどれだけ調べてもぼんやりしていた人にほどオススメです。オススメの使い方は最初に必ずChapter01を読んでから、自分が身につけたいレシピから取り掛かること。この本の実践編は「レイアウト」「写真」「配色」「タイポグラフィ」「ロゴ、イラスト」に分かれています。Chapter01が料理本でいう「道具や計量について」なら、実践編は「炒める」「揚げる」「煮る」といったイメージです。

私の場合だと「配色やタイポグラフィをやりたい!でも、レイアウトってどう考えて決めているの?」から「レイアウト」から取り掛かかろう。「レイアウト」をいくつかしたら、「配色」のこれをやってみよう。と使っています。

本で世界旅行部門

モロッコ、北欧、ニュージーランド、パリ、メキシコで

世界のそこにしかない素敵なモノを探す旅へ

世界はもっと!
ほしいモノにあふれてる
~バイヤーが教える極上の旅~

「コロナで行きたかったあの国の人はどんな家具を作っていたんだろう」「世界のものづくりに興味がある」「メキシコの人ってこんな市場や家庭料理で育つんだ」「世界各国チョコレートの旅」「海外のオーガーニックな暮らしってどんなもの?」そんなさまざまなテーマで十人十色なバイヤーさん達の仕事とモノが見れる一冊。

この本はどこの本 ?

世界はもっと!ほしいモノにあふれてる~バイヤーが教える極上の旅~
監修・著者 : NHK「世界はほしいモノにあふれてる」制作班
出版社 : 株式会社KADOKAWA

出会った本は2巻からですが、お目当ての北欧食器の話だけではなくアンティークボタンをめぐる章にも引き込まれてあっという間に読み終わってしまった本。登場するバイヤー達が世界中を動き回って五感をフル稼働して、センスのアンテナがキャッチするモノを見つける様子はまさにトレジャーハント。時には、その対象がモノではなく「味」だったりと登場する品物達のバライティが豊かで「こんなものがあるんだ!」と読んでいる私の目も開かれそうです。

2、3巻も発売されていて、そちらも「イギリス郷土お菓子の旅」「パリからベツレヘムへボタンヒストリー」「使いやすく日々を彩る北欧食器発見」「ジュエリーデザイナーのトレジャーハント」「心の扉が開くメガネの旅」「アフリカハッピープリント紀行」「フランスで極上チーズを求めて」などなど盛りだくさんです。