お疲れ様です、実習生のよねです。
実習も残すところあと2日、いよいよ実習生企画も仕上げていく必要があります。
急遽ですが、大阪裁判所へ
小学校や中学校、高校でも行われる裁判所見学。今回は徒歩で行ける大阪裁判所を訪れました。
社会人、会社員として法令順守は当然のことですが、普段目にすることのない「裁判」を見学することで、コンプライアンス意識の向上や、万一トラブルが発生した際に冷静な対応を行うための貴重な経験となりました。
刑事裁判を傍聴して
今回見学したのは「刑事裁判」で、その内容は想像以上に重苦しいものでした。
実は刑事裁判を傍聴するのは今回が2度目ですが、前回は判決言い渡しの場面のみ。
今回のように、検察官と弁護人が法廷でやり取りを行う様子を目の当たりにしたのは初めてでした。
検察側が事件の経緯や証拠を時系列に沿って提示し、被告側が認否を行う――
テレビで見るような法廷の光景が、現実の場で淡々と進行していきました。
被害者と被告人、それぞれの立場
特に心に残ったのは、被害者と被告人の受け止め方の違いです。
罪を犯した被告は反省を口にしますが、被害者が受けた心身の傷を本当の意味で理解することはできません。
そのことを強く感じました。
被告の行為を振り返ると「なぜこんなことをしたのか」と問いただしたくなります。
しかし、被害者にとっては予期せぬ形で人生を壊され、どうしようもない現実を背負わされます。
被告がどれだけ償おうとしても、被害者の傷は完全には癒えない――。
ニュースで流れる出来事が、今日、自分の目の前で現実として存在していました。
今回の見学を通じて、法廷で行われる裁判がいかに冷静かつ厳正に進められているかを実感しました。
同時に、加害と被害の重みの差を強く感じ、日常生活の中でも法令順守の意識を改めて持つことの重要性を痛感しました。
実習生企画ラストスパート
オフィスに戻ると、明日の発表を控えた実習生企画の最終調整に取りかかりました。
前日に指摘された課題を修正し、何とか提出までこぎつけました。
あとは本番をイメージしながら、落ち着いて臨む準備を整えるだけです。
いよいよ明日は最終日。
見学で得た気づきや、この実習で積み重ねた経験を糧に、良い形で締めくくりたいと思います。