仕事の受け方と報・連・相
仕事を受けた時は、自分から積極的に行くことが一番です。
しかし、それ以上に重要なのは報(報告)・連(連絡)・相(相談)です。
報・連・相の出来次第で、取引先との関係や上司の評価に大きな影響を与えます。
【 仕事の受け方 】
良い例
- 呼ばれたらすぐに「はい」と言う。
(意欲があると感じる)
- メモを用意し、正確に記入する。
(聞き漏れを防ぐ)
- 最後まで話を聞く。
(積極的な印象を与える)
悪い例
- 呼ばれたのに返事が小さい。
(仕事に対する意欲がないと思われる)
- メモを持たず、内容が忘れている。
(話の漏れが生じてしまう)
- 途中で話を遮ってしまう。
(消極的に見られてしまう)
【 報告 】
良い例
- 要点をまとめてから報告する。
(情報の漏れがないようにする)
- 途中経過も踏まえて報告する。
(状況に応じてアドバイスをもらう)
- 悪い情報は早めに報告する。
(トラブルを最小限にする)
悪い例
- 要点をまとめずに報告する。
(中途半端な報告になってしまう)
- 報告せずに勝手に進める。
(取引先から苦情が発生してしまう)
- 悪い情報を報告せずに放置する。
(後戻りが発生し、作業効率が悪くなる)
【 連絡 】
良い例
- 関係者全員に連絡する。
(伝達トラブルを防ぐ)
- 情報を正確に伝える。
(意思の疎通が滞らないようにする)
- 緊急性が高いものは早めに連絡する。
(トラブルを最小限にする)
悪い例
- 一部の人にしか連絡しない。
(トラブルが生じ、混乱を招いてしまう)
- あいまいな情報を伝える。
(結論が分からず、相手が困ってしまう)
- 緊急性が高いのに、連絡をしなかった。
(ずれが生じて、後の作業に大きな影響が出てしまう)
【 相談 】
良い例
- 分からない場合、すぐに相談する。
(解決の糸口が見えてくる)
- 相談内容は包み隠さずに全て話す。
(良いアドバイスがもらえる可能性がある)
- アイデアなど自分の考えを持って相談する。
(新たな発想につながることもある)
悪い例
- 相談せずに、勝手に進める。
(重大なトラブルが発生してしまう)
- あいまいなまま相談する。
(二度手間になり、時間が無駄になってしまう)
- 自分の考えがないまま相談する。
(相手に丸投げしたと思われる)