お疲れ様です、実習生のよねです。
本日は、Webページの一番下にある「ページトップへ」のボタンの調査を行いました。
普段何気なく目にしているものですが、改めて調べてみると様々な発見があり、とても興味深い作業でした。
ないサイトが意外と多い
まず最初に感じたのは、「そもそもボタンがないサイトが多い」ということ。
特にスマホサイトでは、指先一つで画面を動かせるためか、長いページでも戻るボタンを設置していないケースが目立ちました。
ただ、PCで閲覧した場合はスクロール量が多いと手間に感じることもあります。
「スマホだけでなくPCでも快適に使えるようにする」という視点が、Webサイトを作るうえで重要だと気づきました。
あっても似たデザインばかり
次に、ボタンが設置されているサイトを見て回りましたが、こちらも想像以上に「定番デザイン」ばかりでした。
シンプルなテキストリンク「▲ページトップへ」、もしくは丸いボタンに上向き矢印のアイコン。
確かに使いやすい形ではあるのですが、どのサイトも同じようで、独自性を感じるものはほとんどありません。
中には、サイト全体のデザインは凝っているのに、このボタンだけ急に素っ気なく、世界観が途切れてしまっているようなサイトもありました。
小さなボタンにも“体験”がある
調査を進める中で、「小さなボタンひとつでも、ユーザー体験を左右する要素になる」ということを実感しました。
ページを読み終えたときに自然と目に入り、そっと導いてくれるデザインだと、もう一度ページを見返したくなります。
逆に、目立たなさすぎたり、動作が分かりにくいと、便利な機能でも使ってもらえないかもしれません。
ただ配置するだけではなく、「いつ、どこで、どう見えるか」という視点が大切なのだと学びました。
これまで「ページトップへ」ボタンは、ただの付け足し程度に思っていましたが、今日の調査で見る目が変わりました。
次に自分がデザインに関わるときには、ユーザーの気持ちに寄り添えるようなボタンを意識していきたいです。