LINEスタンプを作ってみた!

LINEスタンプを作ってみた。

私たち研修生が作ったLINEスタンプ、その名も「ゴマすり名人 ごますり係長」。


■まずはペルソナ設定。

ペルソナ設定ってなんだろう。Google検索してみると……
”仮面や登場人物を意味する「ペルソナ」は、もともと製品デザインやソフトウエア開発の現場では、どんな顧客がどう利用するのか想像力を喚起するための架空の顧客像を指していました”
とのこと。
ようするに、ざっくりとしたターゲット層に向けて何かつくるより、たった一人の人間を想像して、その人に向けて商品を作った方が作りやすいんじゃね?ってことですね。たった一人の女の子に向けたラヴソングみたいな感じでしょうか。
今回のペルソナ設定は、「30代の色々がんばってる管理職男性」です。

■それから、コンセプト。

30代管理職が仕事に私生活に笑って使えるような題材として、「ごますり」を選択しました。キャラクターものの方が親しみやすいと考え、ごますり名人ごますり係長というキャラクターを作って、状況に合わせたスタンプを3種類作りました。

■LINEクリエーターズスタンプには制作ガイドラインが!

あるのです。なんでも自由にスタンプにしては良いのではないそうです。
今回は実際に審査を受けるわけではありませんが、できる限りこのガイドラインに沿ったものを仕上げたいと思います。
その必要なものとは……

  • なにはさておき画像41種類(今回は3つだけ作ってみました^O^)
  • スタンプタイトル&説明文(日本語、英語)

※他にもコピーライティングが必要だったり、公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するものなどは禁止されていたり、様々な規約があります。詳しくはこちらをご覧ください→https://creator.line.me/ja/guideline/

 

 

さて、いよいよゴマすり係長のお披露目です。


 

■スタンプタイトルは 「ゴマすり名人 ごますり係長」です!

ごますり係長の発音は「ま」にアクセントがあります。な、なんと「ごますり」が苗字なのです!!

アイコン
彼がごますり係長。

 

■説明文

社会を生き抜くサバイバル術「ごますり」をスタンプにしました。ゴマすり名人ゴマすり係長が41種類の技をあますことなく披露します。老若男女問わずゴマをする匠の技を是非ご賞味あれ。

(英訳)
People in Japan call it “Gomasuri” sycophantic.Gomasuri is meant to make the sesame.  We have created the line stamps is a survival surgery society of Gomasuri! The Character of this stamps, Mr.Gomasuri is assistant manager. You can see his technique Gomasuri of 41 types. please use all means, irrespective of age or sex.

 

 

3種類作ったLINEスタンプ


今回は3つだけ作りました。ガイドラインには日常会話で使えるものが望ましいとあるので、「挨拶」と「悲しみの表現」と「スライディングごますり」にスポットを当ててみました。

■その1 「挨拶がてらのゴマすり」

ohayo

【名前】
挨拶がてらのゴマすり 「Good morning. You cut hair?」

【説明文】
何気ない日常の中にさりげなく忍ばせる高度なごますりです。部下にも常に気を遣う、プロごますり師の日常。

 

■その2 「するゴマがありまへん

surugoma

【名前】
するゴマがありまへん 「There is no sesame.」

【説明文】
名人にもするゴマがなくなる時があります。

 

■その3 「スライディングごますり

sliding

【名前】
スライディングごますり 「Sliding sycophant 」

【説明文】
焦っていてもゴマをするのがゴマすり係長の信条です。遅刻したときにジャンジャン使って、上司や取引先の怒りを買いましょう!

 

■素敵なごますりライフをお送りください!

gamen

 

研修生企画を終えて


 

正規のスタンプは41種類作る必要があるのですが、さすがに時間が無かったので今回は3パターン作らせてもらいました。最初は自分の思いついた案をスタンプを作ろうとしていたのですが、「誰に使ってもらいたいのか?」「狙いは何なのか?」という視点が無かったので、そこを社員さんに指摘されて慌てて軌道修正しました。自分が作りたいものでは無く、人が作って欲しいものを作るのがクリエイターの仕事なのだと痛感しました。
自分で作ってみてスタンプを見る目が変わりました。これからはもっと丁重にスタンプを扱いたいと思います。

研修生 ヒロト

この企画では絵を描くことはほとんどせず、アイデアを出したり、規定のサイズに変更したり、書き出したり、レイアウトしたりしました。とても良い経験になったと思います。LINEスタンプ、いつか41種類作ってみたいです!

研修生 ナカミ

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