吊革広告について調べてみました。(アドストラップ）

電車通勤していますと、中吊り広告や窓上広告をよく見ますが、最近はつり革広告も目にするようになりました。

見た目のインパクトもあり興味がありましたので調べてみました。

車両編成ごとの掲載、全路線では見れない

吊革広告は電車1両編成単位で実施されていることがわかりました。

すべての路線・車両には展開されるわけではありません。

【必ずしもすべての乗客の目に触れるわけではない】という特徴があります。

吊革広告は乗客の目線の高さにあるため、注目度は抜群、車両のすべてのつり革を広告にすれば、まるで「車両ジャック」のようなインパクトがあります。

乗った瞬間から目に入る仕掛けになっています。

吊革広告は単体でもインパクトがありますが、窓上広告などと組み合わせると、より強い訴求力が生まれることがわかりました。

視線の導線に沿って広告を展開することで、ブランドイメージの印象を深めることが可能になります。

スタンダードな長方形のほか、キャラクターの形をした吊革、パッケージ型、立体型など、ユニークな形状があるそうです。

SNSなど話題性のある種類が存在することがわかりました。

最終的には「吊革に何かついている」という視覚的なインパクトが、乗客の記憶に残ります。

静かな空間で一定時間視界に入り続けることによって、認知、記憶、行動喚起につながるのが吊革広告の強みとわかりました。

2000年後半から2010年代に徐々に広告媒体として登場したことが調べてわかりました。

2010年以降に展開が本格化したそうです。

吊革広告は「乗客の目の前に自然と現れる」強力な広告だとわかりました。

広範囲に展開しずらい半面、ジャック感、相乗効果、ユニークな表現方法など多くのメリットが存在することがわかりました。

地方などで電車を利用する際は、地方ならではのユニークな吊革広告に出会いたいと思いました。